2010年9月23日木曜日

5年後の未来を考える

5年後の未来がどうなってるかは、便利な世の中になることをまず想像すればいいんだと思う。

電子メールがこれだけ普及したもの、紙の手紙やハガキより断然便利だから。年賀状のように文化になってる部分は、なかなか、なくなりはしないのですけど、もう手紙で誰かに何かを伝えるという事はめったにない。その電子メールでさえ、不便な部分があるから Twitter なんていうサービスがどんどん大きくなっていく。

こんな話は身の回りをみればたくさんある。今はみんなが普通に使っているものでも、便利になるってことがわかればそれは数年後には便利なものにとってかわるはず。そして、そのちょっとした不便さで仕事をしている人は、本来、不要なのですよ。

テレビはかつては便利でしたが、もう既に不便なものになってる。見たいときに見たい番組を見れない。CMは見たくない。早送りできない。ネットで話題になってるテレビを見たいときはどうすればいいんだと。誰かがYouTubeに上げるのを待つしかないのかと。スポンサーがCMしたいのであれば、ネットでもCMつけて流せばいいんじゃないかと。おそらく、見ている方も、利用している企業も、どっちも今のテレビは不便なのです。深夜テレビやゴールデンタイムという言葉は、ネット中心になると意味を失う。こういった不便さは、すでにYouTubeやUstream、ニコ動なんかで、解消されている。UstreamとTwitterの連携はさらにその先をいってる感じがするんですよね。本来テレビがやっていけばいいと思うことをね、テレビがやらないから、ネットの力でドーンとやられちゃう。ネットで便利さを手に入れている人は、従来の不便な世界にはもどらないのですよ。

便利になっていくという世の中の流れは止めようと思っても止まらない。今あなたがやってる仕事がITによって自動化可能でみんなが便利は思いをするのであれば、その仕事はきっとそのうちなくなります。文化という言葉で、自分の仕事を守ろうとするのは無駄。大きな変化は不安と苦痛ではあるのですけど、大きな流れで考えればしょうがない。さっさと、新しいことに挑戦すべきだろうと思うのです。

と、ここまで書いて、なんてわかりきったことを書いているのかと自分でも思うのですが、今のテレビは動けてないよね。なぜでしょ?ネットを使った動画配信のコストが高いから?ネット動画を見るデバイスが普及してないから?習慣になってないだけかな?テレビが今のままだと、企業がUsreamなどを使って独自に番組作った方がメリットが大きいってことに気づいて、Ustream専門の番組制作会社が現れて、面白いコンテンツが作られて、より高速なインフラが整備されて、テレビはどんどん衰退していくでしょう。5年後あたりに。

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